こんにちは、のまるです。
いつも記事を読んでいただき本当にありがとうございます。
柔軟剤は使わない方がいいのか?ということで成分を調べました。
人によっては肌のトラブルだけではなく
喘息などアレルギーを引き起こす危険も潜んでいます。
少し難しい単語も出てきますが、出来るだけわかりやすくしてますので、
仕組みだけでも参考にしてもらえればと思います。

1つ目の危険 <柔軟性を与える成分>
柔軟剤という名前ですからもちろん柔らかさを与える成分が入っています。
陽イオン界面活性剤

柔らかさを与える成分として、陽イオン界面活性剤というものが使われます。

この陽イオン界面活性剤は、
繊維に付着してコーティングし繊維どうしの摩擦を減らして
柔らかさやふんわり感を与える作用があります。
柔軟性を保たせる為、洗い終わったあとも繊維にしっかりと残ります。
また陽イオン界面活性剤の中には、除菌や殺菌にも使われる種類があります。
それが、
第四級アンモニウム塩

陽イオン界面活性剤の中の代表的なものに
覚えられない
これらは第四級アンモニウム塩と呼ばれ、
消毒や除菌の成分として使われています。
↓こちらは厚生労働省から新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について特設ページから抜粋した文書です。
第四級アンモニウム塩の
塩化ベンザルコニウムと塩化ジアルキルジメチルアンモニウムが入っています。
そして『ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化する』と書かれているように、
第四級アンモニウム塩には細胞の膜を壊す性質があります。
これは人の肌にも良くありません。
細胞膜を不安定にする成分がしっかり繊維に残ってしまい、着用や接触により皮膚にトラブルが起きてしまいます。
無香料の柔軟剤も同じ

無香料の柔軟剤にもほとんど界面活性剤が入っています。
最近はエステル型ジアルキルアンモニウム塩というものがありますが、
エステル型というのは家庭用浄化槽の微生物がそれを分解しやすく変化させたものです。
表記としてはエステル型ジアルキルアンモニウム塩となりますが、
エステル化してるけど、第四級アンモニウム塩ということです。
2つ目の危険 <香りを与えるもの>
柔軟剤といえば、洗い上がった後のあの香り。
良い香りと思う人や気持ち悪いと思う人、
感じ方は人それぞれですが香りを残す仕組みにも有害なものがあります。
香料
香りの成分のほとんどは人工の揮発性の化学物質で、
その中にアレルゲンとなるものがあります。
天然香料にもにアレルギーの原因になるものがあり
『天然の成分を使っている』と書いてあっても安心というわけではありません。
日本ではまだ規制も緩く詳しい記載がないですが、欧州では使用禁止や規制しているものもあります。
マイクロカプセル
香りを長持ちさせるために、
マイクロカプセルというめちゃくちゃ小さいカプセルに香料を包み込む技術が使われています。
どれくらい小さいかというと、
最近の柔軟剤に使われているマイクロカプセルは1~10μmと言われています。
例)花粉=30μm(マイクロメートル=100万分の1メートル)
マイクロカプセルは小さすぎてマスクも通り抜けて体の中に入り込んでしまいます。
・2.5μm以下は鼻毛にも引っ掛からず直接肺胞まで到達。
・0.5μm以下は肺胞マクロファージ(白血球の一種)は反応しません。
※肺胞マクロファージとは感染防御、アレルゲンの除去免疫細胞です。
マイクロカプセルの壁材にはメラミン樹脂だったりポリウレタンだったりでできています。
ポリウレタンの原料にイソシアネートというものが含まれています。
イソシアネートは吸い込んでしまうと
咳、息切れ、喘息 中枢神経系、心臓血管系の健康被害につながる毒性を持っています。
EUでは規制の案も出ていますが日本では使い放題です。
香料のいくつかにアレルゲンが含まれているし、マイクロカプセルの有害な材料(イソシアネート)を吸い込んで健康被害がでる。
香りに関しては自分だけではなく、他人も巻き込んでしまいます。
まとめ
柔軟剤に含まれる体に良くないもの
陽イオン界面活性剤
第四級アンモニウム塩が肌に良くない
香料
アレルゲン成分もあるが規制が緩く詳しい記載がない
マクロカプセル
材料のイソシアネートを吸い込むことで喘息などの健康被害
肌への害と吸い込むことで起きる害のダブルの原因で健康被害が出やすいということになります。
自分だけではなく他人にも影響してしまうので使用には注意が必要です。
また水着を洗って学校のプールで拡散してしまうなど公共での公害例もあります。
人にとっては毒になりますので慎重にならないといけません。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
記事の内容が少しでも参考になったと思ってもらえるようにこれからも頑張ります。
ではまた他の記事で!ありがとうごいました。
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